サマーキャンプ2025 in 黒姫

サマーキャンプ2025 in 黒姫

親元を離れて自立心を養う

開催日

2025.7.24~7.25

場所

長野県:ラボランドくろひめ

こんにちは!ふれたびの中川(ジョージ)です。

今年も長野県にある「ラボランドくろひめ」でサマーキャンプを行いました。

子ども187名、大人23名の大所帯!夏の思い出をたっっっっっくさんつくってきました!

今年も2日間、快晴でカレーライスづくりやキャンプファイヤー、水鉄砲合戦などやりたいこと全て実施することができ、めいっぱい楽しむことができました。

長野県の野尻湖と言えば、ナウマンゾウの化石が発見された場所です。

野尻湖のすぐそばにあるナウマンゾウ博物館へ行ってきました。

館内に入ると、子どもたち全員がびっくり!!!!

そこには、実物大のナウマンゾウが展示されていました。

ものすごく大きいため、子どもたちは口をポカーンと空けながら、唖然としていました(笑)

博物館には、他にも重要な化石や遺物が展示されており、施設のガイドさんの説明を受けながら野尻湖の歴史について学びました。

ただ話を聞くだけではなく、そこにはその地域に生息する動物の剥製がたくさん展示されており、実際に手で触ることもできました。

「ふさふさ!」「固い!」など動物たちの感触を実際に手で触り肌で感じることで、いろんな気づきや発見がたくさんありましたね。

博物館見学後は、化石発掘体験をしました。

どんな化石が見つかるのか、ワクワク!ドキドキ!

みんなが触っているのはただの土ではなく、野尻湖で採取した特別な土です。

黙々と作業を進めていくと「なにこれ?!」「ピカピカするもの発見!」「見つけた!」という子どもたちの喜ぶ姿がありました。

ナウマンゾウ博物館の館長さんに、なんの化石なのか正体を教えてもらう時のみんなの緊張とワクワクが混ざった表情が印象的でした。

たくさんの化石を見つけることができ、子どもたちも大満足でした。
見つけた化石はお土産として持ちかえりました。
今でも大切にしてくれているかな?

ここでの活動は、ただ化石を見つけることだけが目的ではなく、実際に野尻湖の土を触り、その感触を知ることも重要なポイント!

子どもの五感は、大人よりも敏感。
今だけの感性を存分に使ってほしいものです。

そして続いては、サマーキャンプの一大イベント、カレーライスづくりです。
「調理担当」と「火起こし担当」に分かれて、いざ!調理開始!

グループによっては、なかなか火がつかず苦戦・・・・。
しかし、そこで諦めることなく、子どもたち同士で

「もっと隙間を空けた方がいいんじゃない?」

「空気の通り道をつくらないと!」

「細い木から徐々に燃やしていこう!」

子どもたち同士で考え、いろんな知識を出し合いながら、見事に着火させることができました。

子どもたちも「着いた!着いた!」と大喜び!

火をつけることの大変さ、みんなで協力し合うことの重要さを知る機会となりましたね。

調理担当は、野菜の皮をむいたり、食べやすい大きさに切ったり大忙し。

初めてピーラーや包丁を使う子もたくさんいたため、ドキドキしながらの作業・・・。
指先を上手に使いながら、慎重に慎重に取り組むことができました。

手が疲れてきた時には、お友だちと交代です。
子ども同士で助け合う姿がたくさん見られました。 

完成に近づくにつれて広場全体がカレーのいい匂いでいっぱい!
自分たちが汗水流しながら作ったカレーライスは格別でした。

ここでしか食べることができない世界一おしいいカレーライスをつくることができました。

そして、みんなでレジャーシートを敷き、青空の下で美味しく頂きました。

日が暮れ始めたら、サマーキャンプの醍醐味でもあるキャンプファイヤーの時間です。

予め選出された火の神と火の神の子(高学年にお願いしました)がトーチで火を運び、点火しました。
・・・・が、火がなかなか燃え上がらず。

子どもたちの「燃えろよ燃えろ」の素敵な歌声と「がんっっばーーーれ!がんっっばーーーれ!」の心強い声援で徐々に火が燃え移り、
なんとか、小さかった炎が高く高く燃え上がりました!

そして、火を囲み「猛獣狩りに行こうよ!」ゲームで大盛り上がり。

英語ツアーのキャンプファイヤーでは、ダンスをしたり、じゃんけん列車をしたり、
体を自由に動かしながらノリノリで楽しんでいました。

終盤は、炎を見ながら、みんなで「今日の日はさよなら」を歌いしっとり・・・・。

そして火の神からのお言葉

「さあ――そろそろこの炎も、静かに眠りにつくころ。みなさん、目を閉じてください。」

「一生懸命燃えている炎と、今日みんなで楽しく歌ったこの光景を心に刻み

キャンプに参加させてくれた、お父さんやお母さんに感謝の気持ちを心の中で唱えましょう。

ここで、特別に神様からみんなへプレゼントがあります。」


「目を開けてください!」

と目開けてみるとそこには華やかな吹上げ花火が満開に咲いていました!
親もとを離れ、お友だちと過ごした経験は子どもたちにとって特別な体験です。

子どもたちの喜ぶ姿がたくさん見ることができ、引率者も幸せな気持ちになりました。

そして、ただの寝る準備も子どもたちにとったら、大きなイベントです。

「どの場所にする?」

「ここにしよ!」

と相談する様子や

「このシーツ広げづらいから、一緒にやろっ!」

「この布団重いから、持ってあげる!」

と協力し合う様子。

今日一日だけでもたくさんの成長があり、朝集合した時より子ども達が一回りも二回りも大きく見えました。

盛りだくさんのイベント疲れからか、布団に入るとあっという間にぐっすりでした。

2日目の朝は、森の中でみんなでラジオ体操をしてスタートし、
朝食後は、いよいよ!子ども達が楽しみにしていた水鉄砲合戦です。

1日目から「水鉄砲合戦!楽しみ!」とたくさんの声があるくらいでした。

赤チーム・青チーム・黄色チーム・緑チーム・白チームに分かれて、いざ!出陣!

チームカラーのハチマキをして気合十分!
試合が始まる前にみんなで練習をしたり、作戦会議をしたり・・・。
金魚すくいで使用するポイを額に装着し、一番破れていないポイの数が多いチームが勝利というルールで開催しました。

試合開始コールとともに、一斉に動き出す子どもたち!
上手によけながら、相手のポイをめがけて狙い打ちです。

今回の優勝は青チーム!準優勝が赤チーム!

どのチームもよくがんばりました。

勝てなくても優勝チームに拍手できたみんなが誇らしかったです。

ネイチャーアクティビティでは、ラボランドくろひめの森をみんなで探検しに行ってきました。

そこに生息する植物や虫、鳥のさえずり、動物の通った痕跡を探し、五感をフル活用していきながら様々なものを観察していきました。
時には、危険なキノコや植物も...

ガイドさんより「これには絶対に触らないようにね!」との忠告をしっかり聞いていました。

楽しいことだけではなく、危険な植物を実際に見て、学ぶこともこの活動の目的としていました。

ガイドさんの忠告から、

「これには触らないでね!」「ここに漆があるから気をつけてね!」と

子どもたち同士で呼びかけ合いながら活動することができました。

この活動では、五感をフルに活用し、子どもたちにとって忘れられない体験となりました!

親元を離れて生活することは子どもたちにとってとても大変なことです。

その環境の中で「自分たちでなんとかしなきゃ!」「助けてあげなきゃ!」など思いやりの気持ちが芽生え、
多くのことに挑戦するようになりました!

その小さな挑戦で得た「できた!」という記憶は、
子どもたちとって、これからの社会を生き抜くための原動力となるはずです。

そして、この日初めましてのお友達とも仲良くなってお別れできるのは、学校とはまた違う「ふれたび」ならでは

この2日間の体験が、子どもたちがこれからの未来を進んでいく上で
役に立てば、引率者にとってこんなに嬉しいことはありません。

子どもたちを送り出してくれた保護者のみなさまも2日間不安でいっぱいだったと思います。
ふれたびを信じて送り出してくださり、ありがとうございました。

他のツアーもご期待ください。

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