サマーキャンプ2024 in 黒姫
五感をフルに使った盛沢山な1泊2日!
開催日
場所
こんにちは、ふれたびの高橋です。
今年も行ってきました、サマーキャンプ。
なんと過去最高の参加人数、
子ども:234名
引率:29名
の大所帯でした。
キャンプ場として利用したのは、長野県にある「ラボランドくろひめ」。
貸切利用にさせていただいたことで、人数が多いながらも自由度が高く、スタッフの皆様のおかげでふれたびの希望をすべて叶えてくれました。
過去2年は台風の影響を受け、行程変更があったり、楽しみにしていたキャンプファイアーが屋内で実施するキャンドルファイアーに変更となったりしましたが、
今年は2日間とも快晴!やりたいこと、ぜーんぶできました!
★1日目★
バスは、新宿駅/練馬駅/石神井公園駅/浦和美園駅/横浜駅/西大島駅/下井草駅を出発し、合計7台がキャンプ場に勢ぞろいしました。
まずは「開校式」からスタート。
早速お話を聞かずに土いじりしている子どもたちもいましたが...、無事に2日間協力して過ごせるのでしょうか?
最初のアクティビティは「チームチャレンジ」!
初めて会ったお友達、前から知ってるお友達、いろんなグループがありましたが、
出されたミッションにみんなで協力してクリアすることが目的。
・小さな丸太に全員乗るにはどうしたらいい?
・シーソーのバランスをとるには?
・会話をせずに年齢順に並んでみよう?
様々なテーマがあり、みんな楽しそうに一生懸命取り組んでいました。
考えて遊ぶ、ことができたのではないでしょうか。
そして続いては、青空の下、カレー作りです。
予め分けておいた動物グループをさらに「調理班」と「火おこし班」に担当をわけました。
エプロン、三角巾を着けて広場に集合したら、まずコーチから進め方のレクチャーを聞きました。
そこからは「はいどうぞ!」で各グループで作業スタート。
火おこしはなかなか着火できずにかなりてこずっていましたね。
マッチを使い果たしても自分たちでは全然火がつかなかったのに、コーチが手伝ってくれたら1回でついたり、
こっそりチャッカマン使ったり、着火剤を追加でもらったり。
それぞれの試行錯誤がありました。
盛り上げてつけようとするグループは「ファイア!ファイア!」と声援を送っていました。
調理班も玉ねぎに涙したり、
何回も「抑えてる方を猫の手にしてーーーーーー!!!」とコーチに絶叫されたりと、
てんやわんやでがんばりました。
こんなに大勢で取り組んだにも関わらず、ほぼ予定通りの時間にカレーが完成!
グループごとにおかずやごはんを「給食センター」と呼んでいた場所まで取りに行きます。
「これは重くて一人では持てないから仲間を呼んでこよう」
「1年生はこっちの軽い方持って、私が重いの持つから!」
「ありがとうございます!」
ただの受け取りだけでも子供たちの優しさや挨拶ができる心が垣間見えました。
出来上がったカレーはみんなでレジャーシートを敷いて外で食べました。
いろんな鍋から少しずつ試食させてもらいましたが、同じ材料で同じ場所で作っているのに
味が全然違いとってもビックリしたのでした。
(19班の火おこしと刃物の扱いを見守った大人たちはへとへとでした(笑))
カレーを食べ終わり、部屋に戻り始めると日が落ち始め、いよいよ1日目最後のイベント、
キャンプファイアーです。
予め選出された火の神と火の神の子がトーチで火を運び、点火しました。
・・・が、うまいこと火が移らずに「燃えろよ燃えろ」の歌で声援を送り続けやっとの思いで高く高く火が燃え上がりました。
猛獣狩りゲームで大盛り上がり、
今日の日はさようならを歌ってしっとり。
そこで火の神からお言葉。
「みなさん、目を閉じてください。
一生懸命燃えている炎と、今日みんなで楽しく歌ったこの光景を心に刻みましょう。
キャンプに参加させてくれた、お父さんやお母さんに感謝の気持ちを心の中で唱えましょう。」
「目を開けてください」
との合図でみんなが目を開けると、そこに広がったのは吹き出し花火です。
家族の元を離れて、お友達と夜外で過ごした時間が心に残ってくれたらとても嬉しいです。
お風呂に順番に入り、布団にシーツをかぶせて並べ方を考えてと、
ただの寝る準備も一大イベント。
お友達の枕を取ってあげたり、シーツを手伝ってあげたりと、ここでも協力の姿勢が多く見えました。
朝から晩まで活動していたので、みんなすぐに眠ったのでした。
★2日目★
2日目の朝、ほとんどのお部屋が時間通りに広場に集合することができました。
早朝の集合時間に間に合わせることって、大人になっても鬼門ですよね。
みんなでそろってラジオ体操で目を覚ましました。
今回は英語で進行グループも一緒だったので、国際派ということで英語バージョンの音楽をかけました。
"Radio exercise No,1!!!Amazing! Fantastic!!!"
すごく褒めてくれる音源で面白かったです。
この時、前でお手本としてラジオ体操してくれたのは、6月に実施した小学校3年生以上が参加できる
「キャンプマスター」に参加してくれた、頼れるマスターズのみんなでした。
各部屋で朝ごはんを食べたら、チェックアウトの準備をして、
荷物をすべて持ってバスに乗車し、15分ほど行ったところにある苗名滝へハイキング。
階段があったり、吊り橋があったり、虫がいっぱいいたりと、アドベンチャラスなハイキングとなりました。
目の前に広がる滝を見て、「涼しい!」「大きい!」「水の音がする!」と感嘆の声があがりました。
まさに動画だけではわからない、その場に行って五感を刺激する体験でした。
そして、今年のキャンプ最後のアクティビティ「桃狩り」をしました。
ひとり2つ、運命の桃を選んで狩りました。
意外と取りやすいんだな、とか、桃の皮ってちょっとかゆくなっちゃうんだな、とか
こちらも見ているだけではわからない体験になったのではないでしょうか。
桃を持った手がかゆくて、手を洗うために桃を首に挟んだキッズもいたようで、
大人からすると「ええええ?」ということも、子どもたちはわからない!
そんなわからないをひとつずつ積み上げて、知っていることを増やしていって欲しいですね。
「お母さんにあげる」
と大切そうに持っていた子がたくさんいました。
★まとめ★
200人を超える参加者でしたが、お天気にも恵まれ、大きな怪我も病気もなく終えることができました。
社員、アルバイト20名以上の大人の見守り、進行、頑張りに加えて、
キャンプマスターに参加した、キャンプを引っ張る!と意識を持って参加してくれた高学年、
初めて会った子とも協調性を持って積極的にコミュニケーションを取ってくれた子、
持ち前のリーダーシップで、大人の代わりにお友達の点呼をしたり次の動きを伝えたりしてくれた子、
旅行課に代わって館内アナウンスを手伝ってくれた子、
とにかくしっかり指示を聞いて、きちんと行動してくれた子、
ここでは書ききれないほどの子供たちの頑張りがあった2日間となりました。
カレー作りだけの簡易的なキャンプは世の中にたくさんあると思いますが、
その土地ならではのコンテンツを組み込み、敢えてチームで行動することを促す機会があるのが
ふれたびならではのキャンプかなと思います。
異学年交流ができることも、学校のイベントとは異なる点ですね!
たった2日間ですが、家族と離れてお友達と協力したこのキャンプが、心に残って今後の自立につながると嬉しいなと思います。
ふれたびを信じて送り出してくださった保護者のみなさまもありがとうございました。
来年もお楽しみに♡
保護者・参加者の声
保護者の声
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小5・母
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小1・母
みんなで協力して作るカレーはさぞかし美味しかったと思います。兄は小1から今回まで4年連続の参加ですが安心安全な明光キャンプ今年は弟も一緒に参加できて子ども達の嬉しい成長です。
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小4・母
今年も楽しかったーと無事に帰って来れました。食物アレルギーや服薬対応していただけるので、安心して参加させられます。引率のコーチや旅行課の皆様、ありがとうございます。
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小2・父
親元を離れて一泊二日過ごす貴重な機会ですので、また来年も参加させていただきたいと思います。
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小2・母
カレー作りをとても楽しみにしており、帰宅後の感想ではキャンプファイヤーと花火が印象的だったようで絵日記に描いていました。
学校のイベントとは異なり、他学年のお友達との交流は貴重な体験だったと思います。高学年が少ないからこそ任されたタスク(!?)もあったようで、それもまた刺激になった様子です。